弊社の出版物ではなく他社の出版物ですが、著者の姿勢もその書籍の内容も弊社の趣旨と一致するので、単なる書籍の案内ということを超えて弊社の推薦図書といたします。
※推薦図書は以下の通り
<新装版>
〇「フラメンコ、この愛しきこころーフラメンコの精髄」(アルス選書)橋本ルシア著
ジプシーとは、リノスとは、「ミ」の旋法とは・・・
フラメンコ史上初の実践的舞踊論、ドゥエンデという言葉すら未分化なまま、それはすべての踊りに立ち現れていた。
〇「火焔の王ー欠史八代の謎を読み解くー」(水曜社)橋本ルシア著
一切の既説とは異なる、画期的なグローバル古代史。欠史八代諸王の実像と隠蔽された史実の淵源を解き明かし、聖徳太子暗殺犯、物部守屋の抹殺の黒幕を特定、太子最後の実子が背負った苦しみの十字架についても言及。
高密度な内容であるが、オムニバスとして読むことも可能なので、興味のあるところから読み進めることもできる。
これは、打ち鍛えられた哲学的思考が古今東西を渉猟し、行き着いた古代史の謎の究明である。<評>
〇 ドイツの若き哲学者マルクス・ガブリエル(ボン大学哲学科教授)の著作は注目に値する書籍として、てんびん社としても推薦しています。「なぜ世界は存在しないのか」(講談社選書メチエ)「欲望の時代を哲学する」(NHK出版新書)など。
最近のマルクス・ガブリエルのGAFAについての見解も的確である。(2020年2月)
彼はすでに天才哲学者として世界に名をはせているが、やはり、現在に息衝いている哲学者と言える。